店舗側のコストについて知っておく

店舗側のコストについて知っておく

Uber Eatsの手数料はどうなっている?

Uber Eatsドライバーとして働くのであれば、報酬がどのような仕組みで発生するのかを覚えておくのは大事です。
まず大前提として、すべての料金は一度Uber Eats側が受け取り、飲食品の代金としてレストランに支払うと同時に、配達コストを配達員に支払うという流れになっています。

そして、Uber Eats側が得る料金は大きく分けると2つの種類となっています。
ユーザーつまり消費者がアプリ上で支払う代金で、商品代金と配達手数料、Uber Eatsのシステム利用料が含まれています。
もう一つは加盟店、つまりレストランから、システムの利用手数料や配達員をシェアする手数料という形で料金が発生します。
配達員に関しては何か手数料を支払う必要はありませんので、純粋に依頼を完了した分の報酬を受け取るだけです。

上記のようにUber Eats側はユーザーと店舗から手数料を徴収しているのですが、実際に代金を受け取るのはユーザー側からだけです。
店舗からの手数料については、いわゆる天引きで徴収されます。
つまり、ユーザー側から飲食品代金を受け取っていますので、それを店舗に渡す際に所定の手数料を差し引いて渡すのです。

手数料は状況によって変動する仕組みが設けられています。
つまり、同じお届け先に、同じ店舗から同じ商品をデリバリーしたとしても、日によって変わることがあるのです。
これは、配達手数料が変動制となっているためです。

大雨強風などで配達パートナーガ少ない時には、自動的に配達手数料が上がる仕組みとなっています。
大変な分、配達員に多めに報酬を支払うという考えに基づいているからです。
もちろん、レストランからお届け先までの距離が長ければ、その分配達手数料は上がります。

別の手数料としてはサービス料と呼ばれるものがあり、Uber Eatsシステムの利用料と考えれば良いでしょう。
サービス料はすべてのケースで固定の料率で、商品の小計の10パーセントです。

飲食店側のコストはどのくらい?

飲食店側にどのくらいのコストがかかっているかというと、注文代金つまりユーザーが実際に支払う代金の35パーセントとなっています。
一見すると高いように見えますが、他のデリバリーシステムでも同じようなコスト設定となっていますし、自前で配達するコストを考えると効率が良いシステムと言えるでしょう。

また、お客様からその都度料金を支払ってもらうのではなく、Uber Eats側から月ごとにまとめて支払いをしてもらうので決済にかかる手間も省けることになります。
もちろん、手数料について考えずに店舗内で提供するのと同じ料金で販売していては、利益が出なくなってしまいます。
そのため、ほとんどの店舗ではある程度手数料分を商品代金に上乗せして価格設定しています。