一時的に中断するだけなら退会する必要はない
配達員の仕事は個人事業主としての契約になります。
そのため「他の仕事があるからしばらくは配達の仕事ができない」というケースでは、退会手続きなどをする必要はありません。
Uber Driverのアプリを立ち上げて、オフラインの状態にしておけば配達注文が届くことはなくなります。
もちろん、これによる罰則やペナルティーが発生することもありません。
ですから「またいつか時間が空いたら配達の仕事をしようかな」と考えている人はこの設定を済ませておけば大丈夫です。
配達員の退会方法もとても簡単にできる
退会をするには、Uber Driverのアプリを立ち上げてメニュー画面を開きます。
メニュー一覧から一番下の「ヘルプ」をタップしましょう。
再びメニュー画面が開くので「アカウントやアプリ、管理画面の問題」を選びます。
そして、「アカウント設定を変更する」「配達アカウントを削除したい」」を順番にタップしましょう。
そこで、確認用の入力画面が出るので、登録している電話番号とメールアドレスを入力して送信すれば完了です。
配達用のバッグに関しては、パートナーセンターでレンタルしたなら返却することでデポジットを受け取ることができます。
一方、ECサイトなどで購入した場合には返却手続きを受け付けていないので注意が必要です。
退会する際に覚えておくべきの注意点
配達員の仕事を辞める際には、「確定申告の準備ができているか」を確認しておく必要があります。
先述の通り、Uber Eatsの配達員は個人事業主という扱いです。
そのため、配達による収益の申告はすべて自分で行わなければなりません。
サラリーマンなどで本業があり、配達を副業として行っているという人も、収入が20万円を上回った場合には確定申告を自分で行う必要があります。
ただし、配達員を退会しアプリのアカウントを消去してしまっていると、毎月の売り上げを一切確認できなくなってしまうのです。
ですから、年明けの確定申告を終えるまではアカウントを削除せず、一時休止の状態にとどめておくというのも1つの選択肢と言えるでしょう。
「一度退会すると同じアカウントは使えない」という点も覚えておきましょう。
退会した時点でそのアカウントに使用したメールアドレスや連絡先は再利用ができなくなります。
つまり「配達員として仕事を再開したいな」と思っても、完全に退会してしまうと以前のアカウントは復旧できないのです。
そのため、連絡先として別の電話番号と新しいメールアドレスを準備しなければなりません。
ですから、状況が変わったら配達員としてまた働く可能性が少しでもあるなら、完全退会ではなくアカウントの一時休止に留めておくのが賢明です。