お使いの依頼は断ろう

お使いの依頼は断ろう

注文とは関係ないお使いを頼まれたら

Uber Eatsのユーザーのなかには、注文とは直接関係のないお使いを頼んでくる人がときどきいます。
Uber Eatsは料理の配達ですが、それ以外のちょっとした買い物などのお使いです。

特によくあるのがタバコでしょう。
タバコの配達はUber Eatsでは扱っていません。
そのため、配達員への直接のメッセージで「配達のついでにタバコを買ってきてくれない?」というふうに頼まれることがあるのです。

このようなお使いを頼まれた場合どうするかですが、配達員によって判断は分かれるようです。
なかには、気軽に引き受ける人もいるでしょう。
しかし、自分自身のためにもお使いは引き受けないことをおすすめします。

注文以外のお使いを引き受けてはいけない理由

まず、タバコは未成年者に販売することが禁止されている製品です。
注文したユーザーが未成年なら、配達員がタバコを配達した場合、未成年者の喫煙に加担することになってしまいます。
そのため配達員は、タバコを配達することは避けるべきでしょう。

では、タバコ以外のちょっとしたお使いなら引き受けてもいいのではないかと思ってしまいますが、これも引き受けることはおすすめできません。
まず、契約違反の問題があります。
Uber Eatsの規約では、サービスはおもに食品の配達に限定されています。
それ以外のお使いを引き受ける行為はこの規約に違反する可能性が高く、その結果としてアカウントが停止されるリスクもあるのです。

次に、責任問題も考えられます。
お使いを引き受けたばかりに、もし何らかのトラブルが発生した場合、その責任を負わなければならないこともあるのです。
たとえば、金銭トラブルはよく報告されています。

料理以外のお使いを頼まれた場合、相手が買い物の代金を払ってくれなかったらどうすればよいでしょうか。
もちろんUber Eatsは対応してくれません。

通常なら、何らかのトラブルが発生した場合、配達員はUber Eatsのプラットフォームを通じて対応をお願いすることができます。
しかし、注文以外のお使いに関してUber Eats側が責任を追う理由はありません。
だからといって自分で払わせようと無理に請求すると、さらにトラブルがエスカレートしてしまうリスクがあります。

また、注文以外のお使いはその安全性も懸念されます。
たとえば相手が犯罪者だとしたら、不審な場所への配達や危険な物品の取扱いなどに知らず知らずのうちに加担してしまうということもあり得るのです。

いずれにせよ、注文以外のお使いは引き受けて良いことはあまりありません。
Uber Eatsの配達で稼ごうと思うと、効率的な時間管理が求められます。
注文以外のお使いを引き受けて正規の注文に遅延が生じては、自身の評価にとってもマイナスです。