雨の日はライバルが少ないので総じて稼ぎやすい
天候が悪い日は運転しているときに視界が悪くなることに加えて、配達用のバッグを雨から保護しなければならず手間が増えるなどの理由から、配達の仕事を見送る人は少なくありません。
一方で、利用者からすると「天気が良くない中わざわざ外出したくないのでUber Eatsで済ませよう」と考えるため、雨の日は総じて注文数が増える傾向にあります。
つまり、ライバルが少なく仕事は多くなるので、稼ぐチャンスはかなり増えるということになるのです。
夕方の時間帯などで注文数が大きく増えると、「クエスト」と呼ばれる配達員向けのインセンティブが発生します。
これは一定時間内に配達した軒数が多くなればなるほど、その分報酬がプラスされるというものです。
雨の日や風が非常に強い日などはクエストが設定されることが多いので、しっかり稼ぎたい人にはチャンスと言えるでしょう。
雨の日に働く人が注意すべきポイント
1つ目の注意点は「スリップしやすい道を避けること」です。
自転車やバイクで配達をしている場合、道路と歩道の隙間を縫って走る人は多いでしょう。
とはいえ、雨の日はそこに水が溜まって路面の状態が視認しにくいため、段差などに引っ掛かってスリップするリスクが非常に高くなります。
排水口やマンホールの蓋の上を通る時にグリップが利かず転んでしまうというケースは少なくありません。
ですから、面倒でも路面状態を確認できる場所を走行するように心がけましょう。
2つ目の注意点は「スピードを出し過ぎないこと」です。
雨の日は視界が悪いため、歩行者やわき道から出てくる自動車などに気付きにくくなります。
また、路面が濡れていることでブレーキの効きも悪くなるでしょう。
そのため、晴天の日と同じような感覚で運転していると思わぬ事故に巻き込まれる可能性があります。
ですから天候が悪い日は、いつもよりスピードを抑えて運転するよう留意しておきましょう。
雨の日に持っておくべきお役立ちグッズ
雨の日に配達員が持参すべき必須アイテムは、レインウエアです。
体全体をしっかりと覆いつつ、手足の動きを妨げないデザインのものが数多く登場していますから、運転する際にぜひ活用しましょう。
また、靴がぬれてしまうと不快に感じるだけでなく、マンションのフロアなどでスリップする可能性があるので、ゴム底のレインブーツを履いていくことをおすすめします。
風が強いと雨が隙間から吹き込んで服がぬれてしまうことがありますから、吸水性の高いタオルを用意しておくことも大切です。
土砂降りで相当濡れることが予想されるときには、肌着の着替えなども持っていきましょう。
加えて、大切な商品を雨から守るため防水加工のバッグカバーを持っていくことも大切です。